レビュー
前代未聞の“巨大コンパクトカメラ” ニコン「P1000」で月を狙う(3/5 ページ)
いやもうデジカメ史上もっとも荒唐無稽、といっても過言じゃないカメラが発売されたのである。巨大なコンパクトカメラ、ニコンの「P1000」。125倍ズームである。
レンズ部のリングはカスタマイズできるので露出補正などに割り当てると吉。
EVFはP900に比べるとかなり進化して大きく高解像になっており、実用性は格段に上がった。望遠撮影時は(三脚でも使わない限り)ファインダーを覗いて撮るのがお勧めだ。このEVFは使わないと損。
背面モニターはバリアングル式だ。
あと、なんてことないものを超望遠で撮るのも楽しい。
例えば工事現場の重機。
数十メートル離れたところから狙ってみたら、肉眼では見えない、日常なのに非日常なこんなカットが。
ではここで望遠を生かしたポートレートを。
さすがに3000mmになると、被写体からかなり離れないといけなくて、誰も居ないとこでポーズ撮ってるモデルと遠くから盗撮してるようにしか見えないカメラマンという怪しいことになるので、というか撮ってて自分でそう思ったわけで、600mm相当のものを。まあ望遠ポートレートを楽しむなら、600〜1000mmくらいかな。
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