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「ScanSnap」に6年ぶり新製品 タッチパネル搭載、クラウド連携しやすく

PFUが「ScanSnap」シリーズとして6年ぶりの新製品「iX1500」を発売。新たにタッチパネルを搭載し、クラウドサービスにデータを保存しやすくした。

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 PFUは10月2日、個人向けドキュメントスキャナー「ScanSnap」シリーズの新製品「iX1500」を12日に発売すると発表した。2012年11月に発売した「iX500」から約6年ぶりの後継機。新たにタッチパネルを搭載し、スキャン設定や連携サービスへのデータ保存を簡単に行えるようにした他、スキャンスピードも向上させた。価格はオープンで、公式オンラインショップでは4万8000円(税別)。

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「iX1500」

 スキャンデータを「Dropbox」「Evernote」「Google Drive」などの連携サービスに直接保存する「ScanSnap Cloud」に対応。新搭載の4.3型タッチパネルに各種サービスのボタンアイコンを追加すれば、アイコンをタッチするだけで保存先を切り替えられる。

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 無線LAN接続(Wi-Fi)は2.4GHz帯に加え、電波干渉に強い5GHz帯にも対応。前機種と同じく、PCやタブレットなどの端末とスキャナー本体をワイヤレス接続する「ダイレクト接続モード」を備え、ルーターなどを介さず端末にデータを直接保存できる。

 スキャン速度は毎分30枚(片面、両面)と前機種の1.2倍に。名刺やレシートを読み取りやすくする「名刺・レシートガイド」も新たに付属する。

 原稿整理・検索用のソフトは、新ソフト「ScanSnap Home」に統合。ファイル名や名刺から抽出した情報などをユーザーが修正すると、修正内容を学習して次回以降のスキャンに反映する「学習機能」を備え、「使えば使うほどあなた好みのScanSnapになっていく」(同社)という。

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「ScanSnap Home」

 1台に登録できるアカウントは最大4つ。企業内やコワーキングスペースへの設置など、複数人での利用も想定している。

 本体サイズは292(幅)×161(奥行き)×152(高さ)ミリ、重さ3.4キロ。カラーは白を基調とした1色展開。

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