LINE、ユーザーが自作した絵文字も販売可能に
ユーザーがLINEスタンプや着せ替え素材などを制作・販売できるプラットフォーム「LINE Creators Market」で、自作絵文字も販売できるようになる。
LINEは10月11日、ユーザーが制作したオリジナルのLINE絵文字を販売できるサービス「LINEクリエイターズ絵文字」の提供を始めた。同日から自作絵文字の申請を受け付ける。11月中に販売を始める予定。
LINE絵文字は、LINEのトーク上で利用する絵文字。テキストメッセージと一緒にふきだしの中で使える他、スタンプのように絵文字単体でも利用できる。今年4月から人気キャラクターなどを起用したLINE絵文字を公式で販売していた。今回、一般ユーザーも販売できるようにする。
LINEスタンプの制作・販売プラットフォーム「LINE Creators Market」上で提供する。販売価格は1セット120円(またはLINE内通貨50コイン)から設定でき、売り上げ総額からアプリプラットフォームの手数料30%を除き、LINEと折半(売り上げ総額の35%)した額が分配される。ガイドラインのページでは、提出するファイルの条件や絵文字制作のポイント、注意事項などがまとめられている。
これまでLINE Creators Marketは、スタンプ、アニメーションスタンプ、LINEトーク画面の着せ替え素材などの制作・販売に対応。5月には、サービス開始から4年間の販売総額が530億円を超えたと発表していた。
人気キャラクターの権利元と協力した「LINE Creators Collaboration」の取り組みも始めており、「東方Project」や初音ミクなどのバーチャルシンガーの二次創作スタンプを販売できる。
関連記事
- LINEスタンプで版権キャラの制作・販売可能に 第1弾は「東方Project」
LINEが、権利元から使用許諾を得たキャラクターのLINEスタンプを制作・販売できるサービス「LINE Creators Collaboration」を6月に開始する。第1弾のコラボ先は「東方Project」。 - 初音ミクのLINEスタンプ、誰でも制作・販売可能に 「東方Project」に続き
初音ミクなどのバーチャルシンガーを用いたLINEスタンプを、一般ユーザーが制作・販売できるようになった。権利元とコラボした「LINE Creators Collaboration」の第2弾。 - 「東方Project」の二次創作LINEスタンプ、販売開始
権利元から使用許諾を得たキャラクターのLINEスタンプを制作・販売できるサービス「LINE Creators Collaboration」で、第1弾のコラボ先である「東方Project」のスタンプ販売がスタートした。 - スマホだけでLINEスタンプ作れる「LINE Creators Studio」公開
スマートフォン単体でLINEスタンプの制作、販売ができるアプリ「LINE Creators Studio」が登場。 - LINE自作スタンプ、販売総額530億円 上位10人は平均6億円 開始から4年間で
ユーザーがLINEのスタンプを制作・販売できる「LINE Creators Market」で、サービス開始から4年間の販売総額が530億円を超えた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.