ファミリーマートは10月18日、スマートフォンアプリを使ったコード決済を11月から一部店舗で順次導入すると発表した。12月4日からは日本全国に対応店舗を広げる。
利用者がスマートフォンで表示したQRコードやバーコードを店頭の決済端末で読み取ると支払いを行える仕組み。セルフレジを除く有人レジで使える。対応するのは「d払い」「LINE Pay」「PayPay」「楽天ペイ」。2019年1月下旬には、中国のコード決済サービスである「Alipay」と「WeChat Pay」にも対応する。
同社は16年8月に170店舗でAlipay、18年2月には98店舗でWeChat Payを先行導入していた。今回、中国の大型連休に合わせて全国展開する。
コンビニエンスストアのコード決済は、ローソンが他社に先駆けて9月に導入している(関連記事)。
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