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Tesla、「Model 3」好調で2年ぶり、3度目の黒字
Teslaの7〜9月期の決算は、量産モデル「Model 3」が好調で、純利益が約3億ドルだった。黒字になったのは2年ぶり、3度目だ。
米Teslaの第2四半期(7〜9月)の決算は2年ぶり、3度目の黒字だった。初の量産モデル「Model 3」が好調だった。
同社が10月24日(現地時間)に発表した業績は、売上高は前年同期比130%増の68億ドル、純利益は3億1100万ドル(1株当たり1.82ドル)だった。前年同期は6億1900万ドルの赤字だった。
同社は発表文で「2018年第3四半期はTeslaにとって歴史的な四半期だった。Model 3は同四半期、米国では売上高ベースでトップ、台数ベースでは5位だった」としている。
Teslaは同四半期、Model 3を北米だけで5万6065台出荷した。同社は年内に欧州と中国でも受注を開始する計画という。
また、Model 3の好調を受け、2019年中にModel 3の中国での生産を実現する。中国製Model 3は現地で販売するという。
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