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ドローンで郵便局間輸送実験 国内初、目視なしで飛行
日本郵便は、郵便局間でドローンを使って荷物を輸送する実験を、11月7日から福島県内で始める。補助者を配置せずにドローンを目視外飛行させる予定で、日本初の試みという。
日本郵便は、郵便局間でドローンを使って荷物を輸送する実験を、11月7日から福島県内で始める。補助者を配置せずにドローンを目視外飛行させる予定で、日本初の試みという。
2キロ以内の荷物をドローンに積み、福島県南相馬市の小高郵便局と、双葉郡浪江町の浪江郵便局間の約9キロの区間を輸送する。
7日以降の毎月第2・3週の火〜木曜日、午前9時から午後4時の間に最大2往復輸送する。飛行高度は60メートル以下、時速は約54キロ以下を想定している。
福島県、南相馬市、浪江町は自由度の高いドローン飛行の受け入れを進めており、各自治体の協力を得て実施する。
日本郵便は昨年、郵便局と道の駅の間でドローンが荷物を運ぶ実証実験も行っている。
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