レビュー
見た目では分からない富士フイルム「X-T3」の進化っぷり:荻窪圭のデジカメレビュープラス(2/5 ページ)
フルサイズミラーレス一眼の話題が席巻する中、さりげなく登場した富士フイルムの「X-T3」。見た目は前モデルとなる「X-T2」とほとんど変わらないが、実は見えないところに大きな変化があった。
画像処理エンジンも新しくなり、顔検出や瞳検出の性能も上がったということで、作例はポートレートから。
90mm F2(でも手ブレ補正はなし)というハイクオリティーの中望遠レンズでも1枚。
業界トップクラス、とまではいわないけど、顔はさっと検出してくれるし、横顔になっても追随してくれる。
このセンサーのもう一つのウリは速さ。
通常の高速連写で秒11コマ。これはメカシャッター時。
電子シャッターを使うと、1.25xのクロップになり、最高秒30コマまで行ける。
1.25xクロップでも約1600万画素あるからクオリティー的にはまず問題ないだろう。で、こういうのを撮れるわけである。
ジャンプする猿。枝から枝へ飛び移る様子を高速連写したなかの1枚。55-200mmを装着し、1.25xクロップで電子シャッターで連写(55-200mm 8.9mm 1/1000秒 F3.8 ISO1250)
連写状態のサムネイルはこう。
高速連写したい人にこれはいい。
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