ミクシィは11月8日、2019年3月期通期の連結業績予想を下方修正し、売上高は前回予想から200億円減の1550億円、営業利益は60億円減の420億円にとどまる見通しだと発表した。主力のスマートフォンゲーム「モンスターストライク」(モンスト)のアクティブユーザー数がピーク時を下回っていることなどが響く。
最終利益は40億円減の270億円に下方修正する。売上高、利益とも前期実績(売上高1890億円、営業利益723億円、最終利益417億円)から大幅な減収減益となる。
モンストは公開から5周年を迎え、今年3月には世界累計4500万ユーザーを達成したが、アクティブユーザー数は2017年1月のピークを下回って推移している。通期の売上高は当初想定を下回る見通しで、モンストの売り上げ減少で営業利益に合計110億円のマイナスを見込む。
また経営体制の刷新に伴い、一部事業の譲渡と撤退を決めたことも影響する。
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