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寿司専門チャットbot「寿司職人AIガリオ」、カヤックが公開
カヤックが「寿司を極めた」というAI(人工知能)チャットbot「寿司職人AIガリオ<Gario>」を公開した。LINEでガリオと「友だち」になると会話できる。
面白法人カヤックは11月9日、寿司を極めたというAI(人工知能)「寿司職人AIガリオ<Gario>」を公開した。日本アイ・ビー・エムが「IBM Cloud」上で提供しているWatson APIを利用して作ったLINE用チャットbot。LINEでガリオと「友だち」になると会話できる。
テキストチャットで会話ができる他、3つの特別な「職人技」を実装している。ユーザーの心境を聞き、それに合った寿司を握る「心握り寿司」は、AIによる感情分析機能を用いたもの。「寿司スキャン」は、寿司の画像を解析してネタを判別し、うんちくを語る職人技。ユーザーに質問し、その回答から寿司を創作する「AI創作寿司」は、AIによる自然言語解析を駆使したという。
「IBM Watsonの機能を徹底的に無駄遣いし、寿司だけを極めた超高性能寿司職人AIに仕上げた」(同社)
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