ニュース
神奈川県、税金支払いに「LINE Pay」導入 「県でキャッシュレスを推進する」
神奈川県が税金の支払いに「LINE Pay」を導入すると発表した。2019年1月をめどに、自動車税などの納付に使えるようにする。
神奈川県はこのほど、2019年1月をめどに、自動車税などの納付手段に「LINE Pay」を追加すると発表した。「外に出ることなく自宅から支払えるようにすることで、納税者の利便性を向上したい」(神奈川県)
対象となる税金は、自動車税、個人事業税、不動産所得税。LINE Payの採用は都道府県で全国初。納税者は、県から届いた納付書に記載されたバーコードをLINE Payで読み取り、あらかじめチャージしたLINE Pay残高から支払う。
神奈川県は「納税者の利便性を高めるために、納税手段を拡大したい。LINE Pay以外のキャッシュレス決済サービスについても導入を検討する」としている。
納税のキャッシュレス化は、同県が11月13日に発表した「キャッシュレス都市(シティ)KANAGAWA宣言」の施策の1つ。キャッシュレス決済サービスの拡大を推進することで、消費者の利便性を高め、生産性を向上させる狙いがあるという。
同県は今後、決済サービス事業者と導入希望者の橋渡しや、実証実験を行える場の提供、キャッシュレス化に関する啓発活動にも取り組むとした。
関連記事
- LINE Payに「請求書支払い」機能 電気代など、公共料金の支払いも可能に
LINE Payはスマートフォンでバーコードを読み込むと公共料金などの支払いができる「LINE Pay 請求書支払い」を開始した。 - 「LINE家計簿」アプリ公開 「今日使える金額」を自動計算
LINE Payが「LINE家計簿」の提供を始めた。収支から「今日使える金額」を自動計算する機能など、貯金をサポートする機能を備える。 - LINE Pay、ポイント還元率を決める「マイカラー」基準を緩和 決済金額のみに
LINE Payが、ポイント還元率を決める「マイカラー」制度の判定基準を10月利用分から「決済金額のみ」に変更する。 - LINEのトーク画面上で「LINE Pay」決済可能に まず飲食店予約から
LINEのトーク画面上でLINE Payが使えるようになった。企業公式アカウントなどとのトーク内で支払い画面が立ち上がり、そのままLINE Payで決済できる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.