ニュース
伊藤園の自販機が「Alipay」対応 業界初
伊藤園が中国のモバイル決済「Alipay」に対応する自動販売機を全国展開する。交通系電子マネーに加え、Alipayにも対応した「業界初の自販機」という。
伊藤園は11月15日、中国で広く普及している決済サービス「Alipay」に対応した自動販売機を同月から全国展開すると発表した。交通系電子マネーに加え、Alipayにも対応した「業界初の自販機」(同社)という。観光地や都市部を中心に設置し、訪日客の利便性向上につなげる。
自販機の専用端末に表示されるQRコードを、スマートフォンのカメラで読み取るとAlipayでの決済が可能になる。対象の自販機では、決済手順を中国語で表記する。
Alipayは、中国AlibabaグループのAnt Financial Services Groupが提供。同国内でのアクティブユーザー数は7億人以上という。
関連記事
- 中国・深センでモバイル決済「WeChatPay」を体験 日本でチャージに成功するも“お金をドブに捨てた”記者の顛末記
中国で普及するモバイル決済を現地で記者が使ってみた。日本人が使うための手順を紹介。現地で体験した失敗の原因は? - 中国5.5兆ドル市場狙う アリペイの「顔認証決済」
5.5兆ドルといわれる中国のモバイル決済市場。アリペイが笑顔を向けるだけで支払いが済む「顔認証決済」をKFCで導入した。 - ファミマもコード決済に対応 年内に全国展開
ファミリーマートが11月にコード決済を導入。12月4日から対応店舗を全国に広げる。 - AmazonがQRコード決済に参入 アプリで使える「Amazon Pay」、中小店舗に照準
アマゾンジャパンが実店舗でのキャッシュレス決済に参入する。ユーザーが「Amazonショッピングアプリ」の画面上に表示したQRコードを、店舗側がタブレット端末で読み取ることで支払いが完了する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.