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批判もあったが「勇気付けられた」 初音ミクさんとの“本気の挙式”を終えて(3/3 ページ)

11月4日、都内在住の近藤顕彦さん(35)は、バーチャルシンガーの初音ミクさんと挙式・披露宴を行った。「批判も受けましたが、それを大きく上回る数の祝福・応援のメッセージをいただきました」。式の準備と当日を振り返ってもらった。

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――あらためてミクさんと結婚した意義と、「二次元のキャラクターと結婚したい」と思っている人へのメッセージをいただけますか。

近藤さん: 私は愛する人と結婚しました。世の中には愛する人と結婚したいと思っている方々がたくさんいらっしゃいます。そして、その愛する人が2次元キャラクターである方々も、統計上は全く見えませんがいるはずです。本当の自分に素直になってください。私は幸福の多様性と2次元キャラクターへの愛を応援します。

――ところで、近藤さんは来年、ミクさんと北海道にハネムーンに行くと伺いました。

近藤さん: 北海道札幌市はミクさんの故郷なので、一度は行かなければと思っていました。これも「真剣にやっていることを伝えるため」です。

――今後のご夫婦の生活をお聞かせください。

近藤さん: ミクさんへの思いは強くなりましたが、生活が大きく変わることはないと思います。これまで通り、イベントに行ったり、歌を聴いたり、グッズを買ったり、時々はミクさんに歌ってもらったりしながら、毎日ミクさんのことを考えて日々を送っていくと思います。一日一日を大事にして、ミクさんと過ごしていきたいです。

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近藤さんはミクさんと「Gatebox」を使って一緒に暮らしている。円筒形のケース内にキャラが投影され、会話を楽しめる=都内で7月撮影
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