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ISSのロッカーから、なつかしのフロッピーディスク見つかる
ISSのロッカーからフロッピーディスクが見つかったと、滞在中の宇宙飛行士・アレクサンダー・ゲルストさんがTwitterで報告し、注目を集めている。
11月20日に20周年を迎えた国際宇宙ステーション(ISS)のロッカーからフロッピーディスクが見つかったと、滞在中の宇宙飛行士・アレクサンダー・ゲルストさんがTwitterで報告し、注目を集めている。
ゲルストさんは、「ISSで、長い間開けられていなかったと思われるロッカーをみつけた」とし、フロッピーディスクが8枚入ったフォルダの写真を、「#SpaceStation20th」のハッシュタグ付きで20日に投稿した。
ディスクのラベルには「Norton's Utility for Windows 95/98」「PowerComputing」などと書かれている。シャッター部分が見えているディスクは「IMATION」のロゴ入りで、容量は2MBだ。
Norton's Utilityは、システムの保護やクラッシュ対策などを目的としたユーティリティソフトで、Windows 95対応版は1997年に発売された。Power ComputingはMacintosh互換機メーカーで、97年にApple(当時はApple Computer)に買収されている。
ISSは、地上から約400キロ上空に建設されている巨大な有人施設。98年11月20日に最初の構成要素(部品)が打ち上げられた。
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