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Uber、他社の配車システムと日本初連携 タクシーの状態把握し、配車を効率化
Uber Japanとリアライズ・モバイル・コミュニケーションズが配車システムを連携させる。Uberが各タクシーの状態を把握できるようにし、配車を効率化する。
Uber Japanと、タクシー配車管理システム「SMART」を手掛けるリアライズ・モバイル・コミュニケーションズは11月28日、両社の配車システムを連携させると発表した。各タクシーの空車状態をUberが把握し、ユーザーの検索時間を短縮する狙い。Uberが他社の配車システムと連携するのは日本で初めて。
SMARTは、タクシーメーターに接続した通信ユニットと車載スマートフォン/タブレットを使い、車両の状態を把握するシステム。今回の連携では、SMARTで取得したデータをUberに共有。ユーザーがUberで配車を手配すると、SMART導入車両の車載端末に通知する仕組みだ。まず名古屋市のフジタクシーが連携サービスを導入する。
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