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墨田区で「PayPay」実証実験 中国観光客を取り込み 12月4日から
墨田区で、12月4日に決済サービス「PayPay」の実証実験が始まる。商店街の約300店舗に導入し、訪日中国人などのインバウンド需要を見込む。
ソフトバンクとヤフーが設立したPayPayは11月29日、スマートフォン向け決済サービス「PayPay」を墨田区の商店街約300店舗に導入する実証実験を12月4日に始めると発表した。
墨田区商店街連合会との共同実験。「錦糸町商店街」「おしなり商店街」「向島橘銀座商店街(キラキラ橋商店街)」「イーストコア曳舟商店会」を中心に導入する。「消費者の利便性向上や購買の活性化、加盟店における経理事務の省力化を目指す」(PayPay社)という。
PayPayは、専用アプリ(iOS/Android)を利用したQRコード(またはバーコード)決済サービスで、10月5日から提供されている。中国で広く普及している決済サービス「Alipay」と連携し、今回の実験では中国人観光客の来店を促し、インバウンド消費を取り込む考えだ。
PayPay社は11月22日に、支払額の20%を還元するキャンペーンを期間限定で行うと発表。日本国内ではLINE Payや楽天ペイがコード決済で先行するが、合計100億円を還元する大盤振る舞いでユーザー数拡大を狙う。
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