「YouTubeストーリー」、登録者1万人以上のクリエイターは利用可能に 7日で消えるコンテンツ
YouTubeにも、InstagramやSnapchatで人気の「ストーリー」のような機能「YouTubeストーリー」が追加された。登録者1万人以上のクリエイターはYouTubeアプリで作成できる。
米Google傘下のYouTubeは11月29日(現地時間)、「YouTubeストーリー」をクリエイターに公開したと発表した。チャンネル登録者が1万人以上のクリエイターは利用できるようになった。
YouTubeストーリーは、モバイル端末のYouTubeアプリでのみ視聴でき、7日間で消える短い動画。YouTubeは「この機能を使えば外出中の視聴者とも簡単につながることができます」と説明している。米Snapの「Snapchat」や米Facebook傘下のInstagramの「ストーリー」などと似た機能だ。
昨年11月に「Reels」として一部クリエイターにβ公開され、今年2月には「AMP stories」として公開範囲が拡大していた。
YouTubeストーリーを作るには、モバイルのYouTubeアプリのビデオカメラアイコンをタップ→「ストーリー」をタップで、撮影ボタンを押し続ける。端末内の動画や画像をストーリーに追加することもできる。撮影した動画は、カットしたりBGMを追加したり、フィルタやテキスト、ステッカーを追加できる。
ストーリーを見るには、「登録チャンネル」フィードの上部、クリエイターの「ストーリー」タブ、トップページなどで探し、タップする。
Instagramなどのストーリーと同様、1つのストーリーを再生中に左右にスワイプすると他のストーリーを再生できる。画面を長押しすると一時停止できる。ストーリーの視聴中にチャンネル登録したり、コメントやいいねを付けたりできる。クリエイターはコメントにすぐに返信できる。
ストーリーへのコメントはストーリーやYouTube Studioで直接管理できる。コメントはストーリーの表示終了とともに7日後に期限切れになるが、YouTube Studioでは30日は見ることができる。
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