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災害時のガス復旧状況が分かる「復旧マイマップ」、東京ガスが提供
東京ガスは、大規模な地震が発生した際、ガスの供給状況や復旧作業の進捗を地図上に色分け表示する「復旧マイマップ」を開発した。従来よりきめ細かい情報提供が可能になる。
東京ガスは11月30日、大規模な地震が発生した際、ガスの供給状況や復旧作業の進捗を地図上に色分け表示する「復旧マイマップ」を開発したと発表した。従来よりきめ細かい情報提供が可能になるとしている。
復旧マイマップでは、復旧作業の進捗を「供給停止」「閉栓作業中」「ガス管検査中」「ガス管修繕中」「開栓作業中」「復旧完了」の6区分で色分け表示。従来の地図表示では町丁単位までしか拡大できなかったが、新たに地番単位の表示を可能にした。住所検索機能を使えば利用者宅ごとの進捗状況も確認できる。
対象は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県で、自宅に東京ガスのガスメーターが設置されている世帯。災害発生時など復旧マイマップが稼働した場合は、東京ガスの災害用ホームページやSNSの公式アカウントで案内する。
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