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地震後の停電は「ブレーカー落として」 火災の危険、消防庁らが呼びかけ
「地震後の停電はブレーカーを落として」。給電再開時に火災が発生する可能性があるとして、消防庁らが注意喚起している。
「地震後の停電中に自宅を離れるときは、ブレーカーを落として」――9月6日に北海道胆振地方で発生した最大震度6強の地震を受け、総務省消防庁やウェザーニューズなどが注意喚起している。停電復旧後に発生する「通電火災」を防ぐため。
ウェザーニューズは公式サイトで、給電再開時に地震で倒れていたり、家具の下敷きになっていた電気製品が再び作動する際、これが火元になって通電火災が起こると指摘。1995年に発生した阪神淡路大震災では、「原因が特定された建物火災の約6割が通電火災だった」という。
地震による避難で家が無人となり、火災の発見が遅れるため被害が拡大しやすいとしている。
家電メーカーのシャープは、Twitterで災害時の家電の取り扱いについて説明。「破損した太陽光パネルには触らない」「冠水した製品には通電しない」「停電時は家のブレーカーをオフ」「停電時は家電のコンセントを抜く」と公式サイトでも案内している。
消防庁も公式アカウントで「給電が再開されたら、電気機器やコードが損傷していないか、燃えやすいものが近くにないか、十分に確認してからブレーカーを戻してください」と呼びかけた。
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