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クルマに後付けできる「踏み間違い加速抑制システム」、トヨタが発売 「プリウス」「アクア」から
クルマに後付けできる「踏み間違い加速抑制システム」をトヨタ自動車が発売。まず「プリウス」「アクア」向けに5万5080円(税込)で販売する。
トヨタ自動車は12月5日、高齢者や若者に多いペダル踏み間違いによる事故を防ぐ「踏み間違い加速抑制システム」を発売した。クルマに後付けできるのが特徴で、まず「プリウス」「アクア」向け純正用品として販売する。希望小売価格は5万5080円(税込)。
前後のバンパーに2つずつ超音波センサーを搭載。前方または後方3メートル以内の障害物を検知し、ブザー音と車内表示器のアラートで注意喚起する。それでもブレーキと間違えてアクセルを踏み込んでしまった場合には加速を抑制して衝突時の衝撃と被害を軽減。後退時(バック)は障害物を検知していなくても時速5キロ以上にならないよう加速を制限するという。自動ブレーキ機能は持たないため、操作はあくまでも運転手が行う。
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