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トヨタ、AIソフト研究開発で新会社 1000人体制、3000億円以上投資へ
自動運転に必要なAIソフトの研究開発などを手掛ける新会社をトヨタが都内に設立。トヨタ、アイシン精機、デンソー合計で約3000億円以上の投資を想定しているという。
トヨタ自動車は3月2日、自動運転に必要なAIソフトの研究開発などを手掛ける新会社「Toyota Research Institute Advanced Development」(TRI-AD)を3月下旬までに東京に設立すると発表した。
資本金は5000万円で、トヨタが90%出資するほか、グループ企業のアイシン精機とデンソーがそれぞれ5%出資。3社の従業員約300人体制で発足する。3社それぞれが新会社に開発投資を行う予定で、約3000億円以上の投資を想定しているという。
新会社では、研究から開発まで一気通貫したソフト開発や、データハンドリング技術の強化、国内外トップ人材採用による開発力の強化、トヨタグループ内の“知能化人材”育成などを目指す。
トヨタは、自動運転やAI、ロボティクスなどの研究を行う子会社・Toyota Research Institute Advanced(TRI)を2016年、北米に設立。新会社はTRIと連携し、研究成果の先行開発や製品化なども行う。
まず300人体制でスタートするが、グローバルに新規採用するほか、トヨタ、TRI、アイシン、デンソーのメンバーも含めて1000人規模の体制にする計画。英語を社内公用語にするなど仕事の進め方や社内ルールも新たに構築し、次の世代のモデルケースにすることを目指すという。
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