ウォーターサーバが「残量わずか」で自動注文 「Amazon Dash Replenishment」対応の新製品
富士山の銘水、サンスターグループなどの製品が「Amazon Dash Replenishment」に対応する。消耗品がなくなりかけると、Amazon.co.jp経由で自動注文する。
アマゾンジャパンは12月5日、富士山の銘水、サンスターグループなどの製品が「Amazon Dash Replenishment」に対応すると発表した。Dash Replenishmentは、ネットに接続した家電製品などで消耗品がなくなりかけると、Amazon.co.jp経由で自動注文するサービスだ。
富士山の銘水のウォーターサーバ「FRECIOUS Slat」と「FRECIOUS dewo bottle」、サンスターグループのスマート歯ブラシ「G・U・M PLAY」、スマートショッピングが開発した消耗品残量を計測するデバイス「スマートマット」が同日から対応する。
ウォーターサーバ2製品は、水の使用量を計測し、必要に応じてボトルを自動で発注。注文の手間を省くだけでなく、消費量以上の水を発注して余ることを防ぐ。
G・U・M PLAYでは、約1カ月(約90回)歯を磨くと、専用アプリに歯ブラシを交換するよう通知が届く。その上で、歯ブラシの在庫数の登録が残り1本になると、事前に設定した歯ブラシ、液体歯みがきなどのセットを自動で再注文する。
スマートショッピングのスマートマットは、お茶のペットボトルや缶コーヒーなど約150種類の商品を載せておくと、残量を自動計測するデバイス。Dash Replenishmentに対応することで、商品が減るとAmazon.co.jpに自動で再注文するようになった。オフィスや飲食店、宿泊施設などでの発注作業の軽減に役立つとしている。
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