ニュース
Apple、watchOSに心電図追加 ただし米国のみ
待望の心電図をApple Watchで計測するアプリがwatchOSのアップデートで搭載された。ただし利用できるのは米国のみ。
Appleが、iPhoneのiOS 12>Apple Watch>一般>ソフトウェア・アップデート経由で、より多くの機能を追加した「watchOS 5.1.2 アップデート」の配布を開始している。
アップデートをインストールするには、Apple Watchが以下の条件を満たしている必要がある:
- iPhoneの通信圏内にある
- Apple WatchがWi-Fiに接続されている
- 50%以上充電されている
watchOS 5は、第1世代のApple Watchには対応していない。
このアップデートには、以下の新機能、改善、およびバグ修正が含まれている。
- Apple Watch Series 4の新しい“心電図”App(米国および米領のみ)。
単極誘導心電図に似た心電図を記録できる。
心拍に心房細動(不整脈の危険な症状)の兆候が見られるのか、洞調律(心拍の正常なパターン)であるのかが提示されるようになる。
心電図の波形、分類、および顕著な症状をiPhoneの“ヘルスケア”AppでPDFに保存して、医師に見せることができる。
- 心房細動の疑いのある心拍異常が検出された場合、通知を受け取る機能が追加された(米国および米領のみ)。
- 非接触型リーダーに触れたときに、Wallet内にあるサポート対象の映画チケット、クーポン、ポイントカードなどに直接アクセスできる。
- アクティビティの競争中、1日あたりの得点の最大値に達したときに通知とアニメーションによるお祝いが表示される。
- インフォグラフに、メール、マップ、メッセージ、友達を探す、ホーム、News、電話、Remote用の新しいコンプリケーションが追加された。
- “トランシーバー”で会話可能かどうかをコントロールセンターから管理できるようになる。
Copyright (C) 1998 Mac Treasure Tracing Club. All rights reserved.
関連記事
Apple Watch Series 4を着けて転倒して分かったこと
転倒検知が機能しなかった。そう思っていた。
「Apple Watch Series 4」登場、画面サイズアップ 心電図に対応
「Apple Watch Series 4」が登場。画面サイズがアップし、心電図の計測に対応した。
「Apple Watchは強力なコンピュータ」 ジョナサン・アイブ氏語る
Apple最高デザイン責任者のジョナサン・アイブ氏が、Apple Parkにデザインチームを集めたメリット、Apple Watchについての考え方などを語った。


