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Amazon、スマスピの回答をクラウドソースする「Alexa Answers」開始
Amazonが、Alexaが答えられなかった質問の答えを顧客に入力してもらう「Alexa Answers」を招待制で開始した。Answersからの答えを言うときは、Alexaは「あるAmazon顧客によると」と言うようになる。
米Amazon.comは12月6日(現地時間)、AIアシスタント「Alexa」がどんな質問にも答えられるようにするために、一般ユーザーに協力を求める「Alexa Answers」を招待制で開始したと発表した。
招待メールを受け取ったユーザーは、特設サイトからログインし、自分の得意な分野の質問の回答を入力することで貢献できる(無償)。
質問の例として、「一番雪が降るのはどこ?」「過去にサーフィンされた世界最大の波はどこの波?」「製氷皿で氷ができるまでにどのくらいかかる?」などが紹介されている。過去にAlexaが「すみません、ちょっと難しいです」などと答えた質問がリストアップされているようだ。
Amazonは11月に社内でβ版をテストしており、このテストで10万件以上の回答が寄せられたという。
同社は「われわれは20年間近く、オンラインショップの製品ページで顧客にレビューやコミュニティベースの回答を入力してもらってきた。Alexa Answersでも同様に、顧客に協力してもらう」としている。
Alexa Answersに入力された回答の真偽が審査されるかどうかは不明だ。Alexaが質問に答える際、その答えがAlexa Answersのものの場合は「あるAmazon顧客によると」と最初に言うようになるという。
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