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ソニー、ハイレゾ音源の定額制ストリーミング音楽配信 19年春から 5Gでスマホにも対応予定
ソニー・ミュージックエンタテインメントが2019年春に可逆(ロスレス)圧縮形式のストリーミング音楽配信サービスを始める。価格は月額1980円(税別)から。
ソニー・ミュージックエンタテインメントは12月10日、ハイレゾ音源を含む可逆(ロスレス)圧縮方式のストリーミング音楽配信サービス「mora qualitas」(モーラ クオリタス)を2019年春に始めると発表した。まずはPC向けに提供し、次世代モバイル通信方式「5G」の実用化をめどにスマートフォン向けにも展開する。料金は月額1980円(税別)。
24bit/44.1〜96kHzのハイレゾ音源と、16bit/44.1kHzのCD音源をロスレスのFLAC形式でストリーミング配信する。まずWindowsとmacOSに対応し、将来はスマホなどモバイルデバイスにも対応する予定。
同社はmora qualitasの技術パートナーとして、音楽共有サービス「napster」(ナップスター)のブランドを11年に買収した米Rhapsody Internationalと業務提携。グローバルでの展開も検討する。
ハイレゾ音源は、CDを上回る情報量を持つ音楽ファイル。ファイルサイズが1曲で数百MBと大きく、現在主流のモバイル通信規格「4G」では安定したストリーミング配信が難しい。大容量・低遅延の5Gが登場し、こうした状況が変わる可能性がある。
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