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テイラー・スウィフトのコンサート会場にストーカー検出用顔認証システム──Rolling Stone報道

テイラー・スウィフトの5月に開催されたスタジアムコンサートの会場に設置されていた動画再生装置にカメラが搭載されており、動画を見た人の顔データを“ストーカーデータベース”と照合していたとRolling Stoneが報じた。

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 米人気アーティスト、テイラー・スウィフトのコンサート会場で、ストーカー検出のための顔認証装置が設置されていたと、米Rolling Stoneが12月10日(現地時間)、「The Future of Entertainment」というコラムの中で報じた。

 同メディアによると、この装置は5月18日にカリフォルニア州パサデナのローズボウルスタジアムで開催されたコンサート会場に設置されていたという。

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 リハーサル風景を再生するディスプレイのついたこの装置にはカメラが搭載されており、このビデオを見た人の顔を撮影して転送し、テイラー・スウィフトの数百人のストーカーデータベースと照合していたという。

 このシステムを提供している米エンターテインメントシステム企業Oak View Groupの担当者はRolling Stoneのインタビューで「ビデオシステムを見かけた人は誰でも前に立ち止まり、ビデオを見つめる。そうするとソフトが始動する」と語った。テイラー・スウィフトの関係者からのコメントは得られていない。

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Oak View Groupのセキュリティサービス

 顔認証システムはイベントの受付システムなどにも活用されているが、無断で無差別に顔認証データを収集することは物議を醸しそうだ。

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