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Alexaスキル開発ツールも動画対応 ディスプレイ付き「Echo Show」発売で
プログラミング不要でスマートスピーカーのスキルを開発できる「NOID」に、動画をアップロードするだけでスキルに組み込める新機能が追加された。
ネットサービス開発などを行うアイリッジ(東京都港区)は12月14日、プログラミング不要のAlexaスキル開発ツール「NOID」(ノイド)に、「動画プレイヤー機能」を追加した。ディスプレイを搭載するスマートスピーカー向けに、動画を使ったスキル開発が直感的に行えるという。
NOIDは、ユーザーと音声アシスタントの発話内容をそれぞれブロックに入力し、線でつないでスキルが作れるノンプログラミングツール。Amazon製スマートスピーカー「Echo」シリーズなどで使えるAlexaのスキル開発に対応する。
動画ファイルは編集画面でドラッグ&ドロップしてアップロードする。ディスプレイを搭載しないスマートスピーカーでは音声のみ再生するといった出し分けも自動で行えるという。
スマートスピーカーは音声を使った操作が中心だったが、Amazon.co.jpは7月に液晶ディスプレイ搭載の「Echo Show」、12月12日には大型ディスプレイ付きの「Echo Show」を発売した。米Googleも10月にディスプレイ付きスマートスピーカー「Google Home Hub」を発表するなど、高機能化が進んでいる。
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