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タニタ、「ツインスティック」の増産プロジェクト開始 台数制限なしの購入型クラウドファンディングで
タニタがゲームコントローラー「ツインスティック」の増産を目指して、12月21日から購入型のクラウドファンディングプロジェクトを始める。
タニタは12月20日、プレイステーション4(PS4)向けゲームコントローラー「ツインスティック」の増産を目指し、21日正午からクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で支援を募ると発表した。支援者にリターンとして商品を提供する。価格は4万4600円(税込)で、支援の目標金額は4460万円。商品の発送は2020年3月ごろを予定している。
ツインスティックは、セガゲームスのPS4用ゲームソフト「電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機」に対応するPS4用コントローラー。
タニタは商品化に向け、6〜7月にクラウドファンディングで開発資金を募ったが、不成立となった。10月には目標金額を下げて再度クラウドファンディングを実施し、開始から約11時間半で達成した。しかし、生産台数が1000台と限られているため、タニタにはバーチャロンファンから増産を求める声が届いていたという。
12月20日現在、増産プロジェクトのページは公開準備中。今回は生産台数に制限を設けず、19年1月30日まで支援を受け付ける。
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