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Pixel 3でおはようからおやすみまでGoogleさん

Pixel 3の高速無線充電スタント「Pixel Stand」。1つは仕事用PCの横に、最近入手した2つ目をベッドサイドに置きました。だんだん明るくなる「めざましディスプレイ」の成果は?

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 2つ目のPixel Standがうちに来ました。サンタさんにお願いしたからではなく、Pixel 3購入についてのGoogleストアのアンケートに答えたら、電話がかかってきてさらなるフィードバックを求められ、マジメに対応したお礼ということで無料でくれました。

 さっそく、前からやってみたかった「めざましディスプレイ」機能を試してみました。Pixel 3の「時計」アプリで翌朝起きたい時間に目覚ましをセットしておくと、例えば朝8時にセットすると15分前の7時45分に画面が赤くなり、だんだん黄色っぽく、輝度が高くなって8時にアラームが鳴る、というやつです。徐々に明るくすることで、自然な目覚めを促すのが目的。

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設定した時間の15分前から画面がだんだん明るくなる

 画面の色がオレンジからだんだん黄色になっていくのがお分かりいただけると思います。実際には光も強くなるので、スタンドの周囲も明るくなります。上の画像は何の設定もしないでEssential Phoneで撮影したので、画面が明るくなるのではなく、相対的に周囲が暗くなっちゃってますが(汗)。

 めざましディスプレイをセットするようになって1週間たちましたが、残念ながらまだこの機能の恩恵にはあずかっていません。私はもともと、めざましをセットした時間より前に目が覚めてしまうことが多く、そんなときはセットした時間になるまでじーっと待ってみたりはしましたが、それでは効果は分かりません。逆に明け方ぐっすり眠っていると画面の明るさくらいではびくともせず、アラームが鳴ってしまいました。

 明け方に運良くベッドサイドテーブル側を向いて寝ていれば効果が分かるのかもしれません。Googleのコミュニティフォーラムでは、部屋を遮光カーテンなどで真っ暗にしておけば、部屋全体が少しずつ明るくなるので寝ている向きに関係なく効果的だという人もいました。

 めざましディスプレイを設定するには、Pixel 3の[設定](歯車アイコン)→[接続済みの端末]→[Pixel Stand]で[めざましディスプレイ]をオンにしておいてから、「時計」アプリの「アラーム」で翌朝の時間を設定すればいいようです。「繰り返し」設定にしておいても大丈夫でした。

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めざましディスプレイの設定

 「いいようです」と自信のない書き方になってしまうのは、フォーラムに同じようにやってもできなかったという書き込みがあったからです。

 どういうシチュエーションならできるのか、とかがまだよく分かりません。例えば午後2時に、「3時まで昼寝しよっと」と同じように設定してみても、徐々に明るくなるめざましディスプレイにはなりません。やろうと思えば簡単にできそうなことだけれど、Googleさんは、そういうニーズがあるとは思っていないのかな。

 ところで、Googleアシスタントには「ルーティン」という機能があって、決まったキーワードを言うことでPixel 3に一連の操作をさせることが可能です。[設定]→[Googleアシスタント]の「アシスタント」タブにある「ルーティン」に、デフォルトのルーティンとして、「おはよう」や「おやすみ」「ただいま」などが用意されています。

 例えば「おやすみ」の「アラームの時間を設定」を有効にしておくと、Pixel 3に「おやすみー」と言うと、アラーム時間の設定やマナーモードのオン、明日の予定の表示などの複数のアシスタント機能を連続で行えるようになります。


ルーティンの「おやすみ」の設定(左)と「おやすみ」と言ってみたところ(右)

 でもこの設定だと、毎日翌朝の時間を口頭で言わなくちゃなりません。私は1週間毎日5時に起きるので、「アラームを朝5時にセット」にしておきたいところ。

 ルーティンは自分でも作れるので、「アラームを朝5時にセット」と「明日の予定」と「明日の天気」を連続実行するルーティンを作りました。本当はこれを「おやすみ」で起動したいんですが、もとからある「おやすみ」ルーティンは削除できない設定になっているので「じゃぁねー」というルーティンにしました。今日から毎晩、寝る前にPixel 3に向かって「じゃあねー」と言ってからベッドサイドのPixel Standに置くことにします。

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