大容量ファイル送信サービス「宅ふぁいる便」のサーバが不正アクセスを受け、約480万件の顧客情報が流出した件で、運営会社のオージス総研は1月28日、氏名やメールドレスだけでなく、居住地の郵便番号なども漏えいしていたことが分かったと発表した。
24日時点では氏名、ログイン用のメールアドレスとパスワード、生年月日、性別などが流出したとしていたが、新たに氏名のふりがな、職業などの漏えいも確認した。さらに2005〜12年のみ顧客に回答を求めていた、居住地の郵便番号、勤務先の都道府県名、勤務先の郵便番号、配偶者・子供の有無も漏えいしていたという。
28日時点で個人情報漏えいによる二次被害は確認していないという。引き続き調査を行い、詳細が分かり次第、対象の顧客にはメールなどで知らせるとしている。
関連記事
- 「宅ふぁいる便」不正アクセスで480万件のユーザー情報流出 メアド・パスワードも
「宅ふぁいる便」のサーバが不正アクセスを受け、約480万件の顧客情報が流出したことを確認。流出した情報には、メールアドレスやログインパスワードなどが含まれているという。23日からサービスを一時停止しており、再開のめどは立っていない。 - 「宅ふぁいる便」一時停止 不正アクセスのおそれ
大容量ファイル送信サービス「宅ふぁいる便」が不正アクセスを受けた可能性があるとし、1月23日午前10時50分ごろからサービスを停止している。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.