速報
Appleの「FaceTime」に応答しなくても声が聞こえてしまうバグ(対処中)
Appleの動画チャットアプリ「FaceTime」で、応答する前から相手の声が聞こえてしまうバグが見つかった。Appleは今週中に修正するとしており、本稿執筆現在、FaceTimeのシステム状況は「問題の原因を究明中です」になっている。
米Appleの動画チャットアプリ「FaceTime」のバグで、発信すると相手が出る前から発信者側の音声が相手に聞こえてしまうようになっていると、Twitterなどで複数のユーザーが1月28日(現地時間)に報告した。Appleは米BuzzFeedに対し、問題は認識しており、今週中に修正すると語った。
9TO5Macが検証したところによると、Group FaceTimeでは音声だけでなく映像もグループ内の他のユーザーに見えた。
本稿執筆現在、Appleの「システム状況」サイトの「現在発生している問題」にFaceTimeが挙がっており、「現在、問題の原因を究明中です。新しい情報が入り次第、状況を更新します。」となっている(英語版は「Group FaceTimeは一時的に使えなくなっています」)。
FaceTimeのグループチャット機能は、昨年10月の「iOS 12.1」リリースで使えるようになった新機能。macOS Mojave 10.14.1から、Macでも利用できる。最高32人までがチャットに参加できる。
関連記事
- 「iOS 12.1.1」配信開始 iPhone XRの機能追加やFaceTime関連改善など
Appleが「iOS 12.1.1」の配信を開始した。グループFaceTime追加時に追いやられていた「反転」ボタンが1タップできる位置に戻った他、「iPhone XR」の機能追加や20件の脆弱性への対処などが適用される。 - iOS 12.1で導入されたグループFaceTimeを試した
iOS 12.1で搭載された、複数ユーザーでビデオおよびオーディオチャットが可能な「グループ FaceTime」機能を試してみた。 - 「iOS 12.1」アップデートは10月30日 グループFaceTimeなどの新機能
Appleが、「iOS 12」の初メジャーアップデート「iOS 12.1」を10月30日に実施する(恐らくスペシャルイベント終了後)。32人まで参加できる「Group FaceTime」や最新iPhoneでのポートレートのリアルタイムボケ調整機能などが追加される。 - Apple、iMessageとFaceTimeにも二段階認証を導入
Appleが、第三者によるアカウント乗っ取り対策の2ステップ確認を、メッセージングの「iMessage」と動画チャットの「FaceTime」にも導入した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.