電車で赤ちゃんが泣いたら「ひよこボタン」 いのっち提案のアプリ、Twitterで話題に
「ひよこボタン」がTwitterで話題になっている。電車や飛行機など公共の場で赤ちゃんが泣いている時、保護者に対して周囲の人が、「気にしなくていいですよ」という気持ちを込めて使うためのアプリで、発案者は井ノ原快彦さんだ。
「ピヨピヨ」とひよこが鳴く声が再生されるだけのスマートフォンアプリ「ひよこボタン」が1月30日、Twitterで話題になっている。電車や飛行機など公共の場で赤ちゃんが泣いている時、周囲の人が保護者に対して、「気にしなくていいですよ」という気持ちを伝えるために使うアプリで、発案者はアイドルグループ・V6の井ノ原快彦さんだ。
ひよこボタンのアイデアは2016年10月、NHKの朝の情報番組「あさイチ」で、公共の場での赤ちゃんの泣き声の問題について考えた際に、当時番組の司会だった井ノ原さんが、「機内や車内に『ひよこボタン』を設置し、子どもが泣いたときにみんなでそのボタンを押せば、『大丈夫だよ』『どんどん泣きなさい』という意思を伝えることができる」と提案したもの。
このアイデアを受け、個人開発者などがスマートフォン向けに「ひよこボタン」のアプリを開発。App StoreやGoogle Palyには19年1月現在も、「ひよこボタン」のアプリが複数登録・公開されている。
1月29日、あるTwitterユーザーが「通勤中の電車内で泣きやまない赤ちゃんがいたのでひよこボタンを押したら、隣にいた紳士的なおじさんに『ぴよぴようるさいですぞ』と軽く叱られたが、周囲が笑ってくれた。俺が注意を引けたなら本望だ」などと投稿したことがきっかけで、ひよこボタンが2年越しにTwitterで話題に。30日現在も、ひよこボタンについてつぶやく人や、アプリをインストールする人が続出している。
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