気象庁は2月5日、同日午前8時56分ごろからスーパーコンピュータシステムに障害が起き、午後0時27分ごろ復旧したと発表した。障害の原因は冷却装置の停止。障害の影響で、「数値予報」と呼ばれる気象事業者向けデータの配信が停止していたが、順次再開する。
障害の影響を受けたのは、毎時大気解析、波浪解析など気象事業者向け数値予報資料と、航空関係機関向け数値予報資料。障害解消後に作成・配信を再開しており、早ければ午後3時ごろに配信が正常化するという。
警報や注意報、気象情報、地震情報などの発表には影響がなかったとしている。
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