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ロボットが家事代行、オペレーターが遠隔操作で 20年初夏スタート
留守中などにロボットが家事を代行するサービス「ugo」が登場。専門のオペレーターがロボットを遠隔操作し、洗濯物をたたんだりする。
ロボットベンチャーのMira Robotics(川崎市)は2月7日、留守中などにロボットが家事を代行するサービス「ugo」(ユーゴー)を発表した。利用者宅に設置したロボットを、専門のオペレーターが遠隔操作し、洗濯物をたたんだりする。2020年初夏にサービスを始める予定だ。
利用者がスマートフォンアプリで家事を依頼すると、オペレーターがロボットを遠隔操作し、2本のアームで仕事をこなすという。同社は「他人を家に入れる」という心理的なハードルがなく、共働き世帯や高齢者世帯が使いやすいサービスを目指すとしている。
ロボットは、身長が約110センチ(最長で約180センチまで伸びる)、重さが約72キロ。サイズは45(幅)×66(奥行き)×110(高さ)センチで、カメラやセンサー、マイク、スピーカーなどを備える。連続稼働時間は約4時間。
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