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Google、2019年中に米国内の新オフィスとデータセンター開設に130億ドル投資へ
Googleが、米国内で2019年、オフィスとデータセンターの新設に130億ドル投じると発表した。年内に、全米50州中24州にGoogleのオフィスかデータセンターがある状態になる見込み。
米Googleのスンダー・ピチャイCEOは2月13日(現地時間)、米国での2019年のオフィスとデータセンターに関する計画について発表した。130億ドルを投じ、新たに10のオフィスと7つのデータセンターを全米各地に開設する。
昨年はオフィスやデータセンターの開設に90億ドルを投じ、米国内に1万人以上の雇用を創出した。今年の新たな投資で、さらに1万人の新たな雇用を創出し、全米50州中24州に自社のオフィスあるいはデータセンターを擁することになる。「2019年は、Googleが(本拠地がある)ベイエリアでよりも、それ以外の地域でより急成長する2年目になる」とピチャイ氏。
同社は昨年12月には、ニューヨークの新キャンパス建設に10億ドルを投じ、同地での雇用を7000人増やすと発表している。
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