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メルカリ売上金を店舗で使える「メルペイ」、コード決済にも対応 3月から
フリマアプリ「メルカリ」で使えるスマートフォン向け決済サービス「メルペイ」が、3月中旬以降にコード決済サービスに対応する。iOSアプリで先行して提供している「iD」を使った非接触決済も、2月末から3月初旬にAndroidアプリで提供を始める。
メルカリ子会社のメルペイは2月20日、フリマアプリ「メルカリ」で使えるスマートフォン向け決済サービス「メルペイ」が、コード決済に対応すると発表した。3月中旬からスタートする。利用者のスマホに表示したQRコードを店舗側が読み取って決済する。
メルペイは、同社が2月13日からフリマアプリ「メルカリ」のiOS版で提供している決済サービス。三井住友カードと連携し、非接触決済サービス「iD」に対応。iD支払いに対応する店舗で、メルカリの売上金を使える。2月末から3月初旬には、Android版にも対応する予定だ。
メルペイの青柳直樹代表取締役は「日本のキャッシュレス決済サービスは、期待されるほど普及していない。非接触決済サービスだけではキャッシュレス決済が広まらず、コード決済サービスだけでは普及までの道のりが長いため、メルペイでは両方使えるようにした」と話す。
現在、iD決済が使える加盟店はコンビニエンスストアやレストラン、ドラッグストア、ファストフード店など全国約90万カ所。コード決済は全国45万カ所に対応させる。2019年内には、両サービス合わせて200万カ所以上でメルペイを使えるようにする計画だ。
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