宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月22日、「はやぶさ2」の小惑星リュウグウへのタッチダウン運用が成功したことを、同日午前8時42分に確認したと発表した。
JAXA管制室からのYouTube中継では、22日午前8時8分ごろ、はやぶさ2からのテレメトリを確認し、タッチダウンの成功を確認し、喜びを分かち合う姿が映し出された。
【更新:2019年2月22日午前10時:タッチダウン成功を受けて記事の見出し・本文を修正しました】
はやぶさ2は今後、リュウグウのサンプル採取を行う計画だ。
JAXAのYouTubeでは、タッチダウン運用の管制室の様子をライブ配信していた。アーカイブも視聴できる。はやぶさ2の様子をほぼリアルタイムに3DCG化した「宇宙データ中継」も、NHKのサイトなどで公開していた。
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