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Googleがゲーム機? ゲームクラウド? 謎の招待状Googleさん

Googleがゲームストリーミングサービスだけでなく、ゲームのハードウェアを3月にも発表するといううわさ。どんなハードウェアになるんでしょう。

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 Googleさんのミッションは「世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすること」なので、「Webの高速化」をとても重視しています(そのわりにChromeが……という話は置いておいて)。

 なので、Chromeブラウザでオンラインゲーム「アサシンクリードオデッセイ」をプレイする実験「Project Stream」をやると発表したときは、てっきり「Webの高速化」の一環だと思いました。ゲームはとても重たいので、オンラインゲームをChromeで快適にプレイできれば、なんでも快適になるだろうという発想なのかな、と。

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Chromeでプレイ中のアサシンクリードのデモ動画。普通に滑らかな動きです

 でも、Googleさんはどうやらオンラインゲーム事業に本気で乗り出すようです。3月18日からサンフランシスコで開催されるゲーム開発者会議「GDC 2019」で、何か大きな発表をするらしいとThe Vergeが2月19日、Googleからもらった招待状を添えて報じました。

 招待状には「すべてが明らかに」と書いてあり、以下のような思わせぶりなGIFが付いてます。暗い回廊の向こうから光が差し込んでいて、その光が強くなると日付、「Gather Around(集合〜)」、GoogleのGが表示されるというものです。

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

 何だかよくわからないけど、これまで秘密にしていたゲーム関連のビッグニュースを発表するようです。

 9TO5Googleは、Project Streamの成果に基づくゲームストリーミングサービスと、そのためのゲーム関連のハードウェアも発表すると、“この件に詳しい関係筋”の話として報じました。「Made by Google」のゲーム端末!

 Googleのゲーム端末については、昨年2月ごろからうわさされていました。「Project Yeti」(Yetiは雪男のこと)というコードネームで、オンラインゲーム専用のコントローラ付きのゲームコンソールを開発中らしい、というものです。Project StreamはProject Yetiのためのデータ集めだったらしい。

 Googleは世界中に高速なデータセンターを持っているので、オンラインゲームに参入するのは順当です。

 Googleは、GDCのダイアモンドスポンサーで、昨年もAndroidゲームでの儲け方などのセッションをたくさんやりました。ちなみに、SIEやUnity、Unreal Engine、Valveは当然ですが、Microsoft、Facebook、Amazonもダイアモンドスポンサーです。ゲーム市場でもAmazonと競合することになりそうです。

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GDCのダイアモンドスポンサー一覧

 3月にハードウェアの完成形を発表するかどうかは分かりませんが、遅くとも毎年恒例になっている10月のMade by Googleイベントでは、「Pixel Watch」や「Google Home」の新モデル、セキュリティカメラなどと同時にゲームコンソールが登場するのかな。ゲームコンソールは布張りじゃない方がいいな。MMORPGとかするならチャットのテキスト入力必須なので、キーボードも付いてるのかな。是非かっこいいものにしてほしいところです。

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Google Home Hub(左)やDaydream View(右)はいいとして、ゲーム機に布張りは似合わなそう

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