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ガラス管が“震えて奏でる”スピーカー ハイレゾ対応の新モデル、ソニーが発売
ソニーが「グラスサウンドスピーカー LSPX-S2」を3月16日に発売。新たにハイレゾやWi-Fi接続に対応する。
ソニーは2月26日、有機ガラス管を震わせて音を出すスピーカーの新モデル「グラスサウンドスピーカー LSPX-S2」を3月16日に発売すると発表した。新たにハイレゾやWi-Fi接続に対応する。オープン価格で、実売予想価格は4万5000円前後。
円筒形の本体上部に高域用の有機ガラス管型ツイーター、下部に中低域用のウーファーとパッシブラジエーターを配置し、本体を中心に360度に音が広がるよう設計。ガラス管の中にはLED照明と、さまざまな方向に光を反射させるレンズリフレクターを組み込み、周囲を照らす。
新たにハイレゾにも対応。日本オーディオ協会「Hi-Res Audio Wireless」認定済みの音声コーデック「LDAC」により、前モデルのBluetooth接続と比べて最大約3倍(990kbps)の情報量を伝送できる。スピーカー部は再生周波数帯域は60〜4万Hzをカバー。CD音源や、MP3などの圧縮音源をハイレゾ相当の情報量に変換する独自技術「DSEE HX」も搭載している。
ステレオミニジャックを使った有線接続やBluetooth接続に加え、新たにWi-Fi接続にも対応する。Wi-Fi経由で、PCなどに保存した音楽ファイルを再生可能だ。Spotifyの楽曲を直接ストリーミングして楽しめる機能「Spotify Connect」にも対応し、本体横のボタンを押すだけでSpotifyの音楽をすぐに再生できる。
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