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余ったらSuicaにできる地域通貨発行 ポケットチェンジなどが実証実験
地域通貨として使える電子マネーを発行して市内で利用してもらい、余ったらSuicaに交換できるサービスの実証実験を、ポケットチェンジなどが3月9日から宮城県塩竈市で始める。
外貨を電子マネーやギフトカードなどに両替できる「ポケットチェンジ」を使って地域通貨として使える電子マネーを発行し、余ったらSuicaに交換できるサービスの実証実験を、ポケットチェンジとインアウトバウンド仙台・松島(宮城県仙台市)が3月9日から宮城県塩竈市で始める。実験期間は約1年。観光客や外国人旅行者に利用してもらい、地域活性化につなげる狙い。
実験に使う電子マネー「竈コイン」は、モバイル決済プラットフォーム「ポケペイ(ポケットチェンジPAY)」を使って発行。1コイン=1円で利用可能で、仙台駅、本塩竈駅、仙台空港などに設置したポケットチェンジの専用キオスク端末に、日本円や米ドル、ユーロなどの現金を入れると、ポケペイのスマホアプリにチャージできる。
チャージした竈コインは、塩竃市内にある約30店舗で利用可能。店頭にあるQRコードをアプリで読み取るQRコード決済か、スマートフォンを使った非接触決済で支払える。余った竈コインは、塩竈市から帰る前にキオスク端末でSuicaに交換できる。
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