プログラマー向け情報共有サイト「Qiita」を運営するIncrements(エイチーム子会社)は3月5日、エンジニア向けの転職支援サービス「Qiita Jobs」(キータジョブズ)を今春にリリースすると発表した。同日から事前登録の受け付けを始めた。
Qiitaアカウントを利用して、企業の開発チームとエンジニアをマッチングするサービス。企業はQiita Jobsのアカウントを取得し、求める人物像や業務内容、推定年収などの募集要項を公開できる。Qiitaアカウントを持つエンジニアのみに募集要項を書く権限を持たせることで、現場の開発チームと求職者を直接結び付け、採用後のミスマッチを防ぐ考えだ。
Qiita上での情報発信を通して開発チームや求職者がお互いに興味や得意分野を把握できる他、現場のエンジニアチーム主導で採用を行うことで自分のチームに足りない人材を探せるメリットもある。同社は「職務経歴書では分からない人物像が浮かび上がる」としている。
Qiita Jobsは、Qiita利用者のうち希望者のみが利用できる。
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