米Googleは3月6日(日本時間)、同社の地図サービス「Googleマップ」の日本向け地図を新たに開発したと発表した。より分かりやすい徒歩ナビゲーションや乗換案内、地図のダウンロードが可能になる。今後数週間での提供を予定しているという。
新しい地図では、徒歩の道案内の際に「次を右折」ではなく、「コンビニで右折」というように地理的な目印を利用することで分かりやすい徒歩ナビゲーションを実現するとしている。
地図データをあらかじめダウンロードして、データ通信できない環境でも地図を見られるようにする「オフラインマップ」の機能は以前からGoogleマップに備わっていたが、日本地域では「契約上の制限」から同機能を提供していなかった。
オフラインマップと新しい乗換案内は、今後数カ月の間に提供するとしている。
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