「マップル」を冠した道路地図、旅行ガイドブックなどを販売している昭文社は3月7日、希望退職者の募集に対して96人の応募があったと発表した。「出版不況や無料ナビアプリの影響で業績悪化が続いている」とし、80人程度の希望退職者を2月に募集していた。
希望退職者には、退職金に加えて特別加算金の支給、再就職の支援などを行う。2019年3月期(18年4月〜19年3月)決算で、これらの費用4億1200万円を特別損失として計上する見通しだ。
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地図事業を展開する昭文社は12月13日、「出版不況や無料ナビアプリの影響で業績が悪化した」とし、希望退職者を募集すると発表した。45歳以上の従業員80人程度の希望退職を募る。ライバルのゼンリンは「Googleマップ」など無料アプリにデータを提供しており、好業績が続いている。 - 日本のGoogleマップが一新 「オフラインマップ」も利用可能に
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