CP+ 2019の注目レンズレポート! サードパーティー「MFレンズ」が群雄割拠:CP+ 2019(2/2 ページ)
CP+ 2019で見かけた、あんなレンズ、こんなレンズをレポートしていく。やけに長いマクロレンズやフルサイズ向けF0.95のMFレンズなどが登場。
サムヤン 高コスパなMFレンズをRFマウント向けに複数ラインアップ
一部MFレンズ好きの間ではすっかりおなじみとなった韓国サムヤン。RFマウント対応レンズを新製品として展示していた。光学性能を重視したEFマウントレンズ「SAMYANG XP 35mm F1.2 for Canon EF」(参考価格12万6900円(税別、以下同)、3月22日発売)の巨大さが気になったが、持ちやすく、重心もボディ寄りであったため、意外と振り回しやすく感じた。
中一光学 強烈に明るいF0.95のMFレンズや5×マクロキットなど
中一光学の「SPPEDMASTER 50mm F0.95III」も展示されていた。EマウントとRFマウント、Zマウント版が2019年4月に発売予定。価格は9万8000円。F0.95と強烈に明るいレンズであり、実際に開放で撮影する来場者ばかりだった。
おまけ:Android搭載の尖ったカメラたち
コンパクトなデジタルカメラはリコーの「GR III」に人気が集中していたが、独カール・ツァイスのAndroid搭載フルサイズコンパクトデジタルカメラ「Zeiss ZX1」が気になっている人も多いのではないだろうか。フォトキナでも注目を集めたが今回も展示のみで、ハンズオンはナシ。もしSIMカードをセットしてモバイル通信を利用できると、さらにうれしいのだが、現在のところスペックシートにSIMスロットの記載はない。
もう一つ、フラッシュやLEDライト、単焦点レンズを作る中国YONGNUOブースでは、1600万画素のマイクロフォーサーズセンサーなのにEFマウントを採用、OSはAndroidでSIMカードもバッチリという、「変態カメラ」と呼んでも差し支えない「YN450」が展示されていた。中国向けに4月発売予定で、価格帯は500米ドル前後。国内展開は未定だそうだが、尖ったスマホ、あるいはカメラとして一部マニアに人気が出そうな予感がするのだが、どうか。
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