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Netflix、日本のアニメ製作3社と提携 「スプリガン」などアニメ化
Netflixが、日本国内のアニメプロダクション3社と包括的業務提携を結ぶと発表。全世界190カ国向けに、オリジナルアニメを制作・配信する。
動画配信サービス大手のNetflixは3月12日、日本国内のアニメプロダクション3社と包括的業務提携を結ぶと発表した。全世界190カ国向けに、オリジナルアニメを制作・配信する考えだ。
提携するのは、アニマ、サブリメイション、デイヴィッドプロダクションの3社。Netflixで2018年2月にシーズン1の配信を始めた実写SF作品「オルタード・カーボン: リスリーブド」に加え、同名のゲームを基にした「ドラゴンズドグマ」、漫画「スプリガン」のアニメ版を制作する。
Netflixは昨年1月にも、同じくアニメプロダクションのI.G、bonesと包括的業務提携を結ぶと発表。2020年に「攻殻機動隊SAC 2045」を全世界で独占配信する計画だ。
動画配信サービスを巡っては、Walt Disney Companyが今年後半にも「Disney+」(ディズニープラス)を立ち上げるなど、競争が激化している。Netflixは今後、Disneyが公開するコンテンツを配信できなくなる見通しだ。そうした中、日本国内のアニメプロダクションとの提携により、配信コンテンツの拡充を急ぐ。
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