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日立のドラム式洗濯機、ソフトウェアダウンロードで機能追加 3つのコースを新設
日立アプライアンスがドラム式洗濯乾燥機のソフトウェアアップデートを実施。3月下旬に3つの洗濯コースを追加する。ユーザーは必要に応じて洗濯機に登録できる。
日立アプライアンスは3月13日、ドラム式洗濯乾燥機「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム」(型番:BD-NX120C)のソフトウェアアップデートを発表した。3月下旬に3つの洗濯コースを追加。ユーザーは必要に応じて洗濯機に登録できる。
新しいコースは、パック型液体洗剤に適した「ジェルボール」コース、洗濯槽の見えない部分を水道水で洗い流す「槽洗いコース」、温水で洗い、皮脂汚れをしっかり落とす「衣がえコース」の3つ。ジェルボールコースは、洗剤を溶かす工程を省略すると共に洗剤液の浸透のさせ方やすすぎ回数、時間などを調整し、時間短縮に有効なジェルボールの特長を生かす。衣がえコースは皮脂汚れをしっかり落として保管中の黄ばみを予防するという。
日立アプライアンスのコネクテッド家電は、ソフトウェアダウンロードを通じて進化するというコンセプト。従来の洗濯機よりも細分化された洗濯コースをネット経由で提供し、ユーザーは専用の「ビッグドラムアプリ」(iOS、Android)で必要に応じてダウンロード。BD-NX120Cの場合、本体のダウンロードコースボタンにも最大3モードを追加できる。
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