ニュース
コーヒー豆のサブスクリプション型サービス アプリで注文、今後はAIバリスタが好みを提案する機能も
スマートフォンアプリからコーヒー豆を注文できるサービス「PostCoffee」がスタート。。バリスタを指名して相談する機能や、AIを使ってコーヒー豆をおすすめする機能を実装し“コーヒーのサブスクリプション型サービス”を目指す。
POST COFFEE(東京都渋谷区)は3月19日、スマートフォンアプリからコーヒー豆を注文できるサービス「PostCoffee」を始めた。AI(人工知能)を活用してユーザーに合うコーヒー豆をおすすめしたり、バリスタを指名して豆選びを相談したりできる機能を実装することで、“コーヒーのサブスクリプション型サービス”を目指す。
選べるコーヒー豆は9種類。価格は1パック(150グラム)1280円(税別)で、送料は280円。月額1280円のマンスリープランに入ると毎月1パックが無料で注文できる他、送料が何度でも無料になる。
まずはアプリからコーヒー豆を注文して最速翌日に届くサービスとしてスタートするが、7月までにユーザーがコーヒー豆について相談できるAIバリスタ機能を実装。ユーザーの注文履歴や注文へのフィードバック内容などからコーヒー豆の好みを推測しておすすめを表示する他、チャットbotや指名した有人バリスタにユーザーが質問できる環境も整える計画だ。
同社はWebサイトで「テクノロジーで生み出される最高品質のスペシャルティコーヒー」をうたっており、ユーザーがコーヒー屋に行ったときのような接客をアプリ内で提供し、コーヒー豆選びのハードルを下げるとしている。
関連記事
- オフィスからスマホでコーヒー注文→ロボが配達 オフィスビルで実験
オフィスからスマートフォンを使ってコーヒーを注文すると、搬送ロボットがカフェからオフィスの入り口まで配達してくれるサービスの実証実験が来年1月、城山トラストタワーでスタートする。 - 「人間失格は、質の高い豊かな苦み」――“AIバリスタ”が文学作品をコーヒーに NECが開発
人工知能(AI)を活用し、『人間失格』などの“読後感”を味わいで再現したブレンドコーヒー「飲める文庫」を、NECが開発した。 - 「オフィスでスタバ」本格スタート コーヒーマシンや豆、パートナー企業に提供
スターバックスのコーヒーをパートナー企業に提供する「We Proudly Serve Starbucks」が日本で本格スタート。これまで出店の難しかった企業内のカフェテリアやレジャー施設、ホテル内などにコーヒーを届ける。 - ロボットがコーヒーを入れる「変なカフェ」 渋谷にオープン
ロボットがドリップコーヒーを提供してくれるカフェが、渋谷にオープンする。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.