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ソースネクスト、通訳デバイス「ポケトークW」の翻訳機能を実装できるSDK提供 JapanTaxiの車載タブレットに採用

ソースネクストが通訳デバイス「ポケトークW」の機能をSDKとして提供。JapanTaxiの車載タブレットに採用された。

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 ソースネクストは3月28日、同社の通訳デバイス「ポケトークW」の翻訳機能をSDK(ソフトウェア開発キット)として提供すると発表した。まずはJapanTaxiと提携し、都内を走るタクシーの乗客向けタブレット端末に翻訳機能として6月から搭載する。

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乗客側のタブレット
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乗務員側のタブレット

 タクシーに乗車した訪日外国人が車載タブレット上でポケトークのアプリを起動、マイクに向けて話すと、内容を日本語に翻訳して乗務員側のタブレットに表示する。対応言語はポケトークと同様の世界74言語(2018年12月時点)。

 JapanTaxiの川鍋一朗社長は、「(訪日外国人とのコミュニケーションで)行き先の指定に課題があり、みなさんがスマートフォンを乗務員に見せながら苦労していた。そこでポケトークの早くて正確な翻訳が使いたいというところから今回のお話がスタートした」と業務提携のきっかけを話す。

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JapanTaxiの川鍋一朗社長(写真=左)とソースネクストの松田憲幸社長(写真=右)

 ポケトークのSDKをアプリケーションに組み込むと、ポケトークの対応している74言語について、音声変換、翻訳、音声出力できる機能を使えるようになる。

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