iOS版Twitterアプリにダークモードのオプション「ブラック」追加
Twitterが、「夜間モード」という名称を「ダークモード」に変更し、従来のダークブルーのモードに純粋な黒のモード「ブラック」を追加した。まずはiOSアプリにローリングアウトしている。
米Twitterは3月28日(現地時間)、iOS版Twitterアプリの「夜間モード」をさらに暗くするオプション「Lights out(日本では「ブラック」)」をローリングアウトしているとツイートした。Android版にも“間もなく”追加する計画という。
ジャック・ドーシーCEOは1月、「Twitterの夜間モードは変な青だ」というユーザーのツイートに対し、「フィックスする」とツイートしていた。
また、「夜間モードを使うのは夜だけではない」というフィードバックが多かったため、名称を「ダークモード」に変更し、アイコンを三日月から電球に変えた。AppleやFacebookなどでは既にダークモードと呼んでいる。
ダークモードの初期設定は、従来通り青と黒をベースにした「ダークブルー」だが、「ブラック」を選択できるようになった。ブラックは文字通り黒だけをベースにしているため、ダークブルーよりさらに画面が暗く、バッテリーの持ちも少しよくなりそうだ。
ダークモードのブラックを選択するには、[設定とプライバシー]→[画面表示とサウンド]→[ダークモード]を有効にし、[ブラック]を選ぶ。
また、タイムラインの画面で右スワイプすると左下に電球アイコンが表示され、これをタップすることでダークモードと通常表示を切り替えられるようになった。この機能はAndroidアプリには既にあるものだ(Androidはまだ電球アイコンではなく、三日月アイコンだが)。
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