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Gmailに送信予約機能追加 15周年で
Gmailに、作成したメールを設定した日時で後で自動送信できる機能が追加された(ローリングアウト中)。最大100件までのメールの送信を予約できる。
米Googleは4月1日(現地時間)、Gmailに予約送信機能を追加したと発表した。作成したメールをすぐに送信せずに、未来に設定した時間に送信できる。約2週間かけてのローリングアウト中だ。
PC、Android、iOS版それぞれで利用可能になる。PCの場合、この機能が使えるようになると、新規メッセージ作成カードの左下にある[送信ボタン]に矢印(▼)が表示されるようになり、これをクリックすると「送信日時を設定」と表示されるので、これをクリックして希望の日時を設定する。最大100件のメールの送信を予約できる。
予約したメールを確認するには、左側のパネルに表示されるようになる「送信予定」をクリックする。一覧で確認でき、日時変更やキャンセルも可能だ。
Gmailではこれまで、作成したメールを「下書き」として保存しておけたが、予約であれば送信し忘れることもなくなる。
Gmailについてはこの他、機械学習で定型メールの内容をサジェストする「スマート作成」を利用できる範囲が広がったが、日本語には対応しない。
Gmailは2004年4月1日に誕生し、今年で15周年。なお、2014年に誕生した実験的メールアプリ「Inbox」はこの3月31日でサービスを終了した。
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