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「パブー」終了 9年の歴史に幕 ユーザーが電子書籍を作成・販売できるサイト
ユーザーが電子書籍を作成・販売できるサービス「パブー」が終了。トゥ・デイファクトが16年10月にブクログから譲り受けたが、3年で終えることになった。
大日本印刷子会社のトゥ・ディファクトは4月1日、ユーザーが電子書籍を作成・販売できるサービス「パブー」(Puboo)を9月30日に閉店すると発表した。2016年10月にブクログから譲り受けたが、3年で終えることになった。
パブーは、ブログを作るような感覚で手軽に電子書籍を作成・公開・販売できる個人向けサービスとして2010年6月、paperboy&co.(当時)の書籍レビューサイト「ブクログ」傘下にオープン。当時、画期的なサービスとして話題になった。
paperboy&co.は12年、ブクログとパブーの事業を「株式会社ブクログ」として分社化。15年、ブックオフコーポレーションがブクログを買収し、パブーの事業は16年、トゥ・ディファクトに譲渡していた。
閉店に伴い、19年6月30日に新規作品の作成・公開、プロ版(有料プラン)、規会員登録を停止。9月30日に全作品の販売を停止して閉店する。ログインは11月30日まで可能。それまでに購入作品をダウンロードするよう呼び掛けている。ユーザーの個人情報は、サービス終了後に消去する。
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